1922年、ジャニソン家のモーリス・ジャニソン氏（娘婿）と、バラドン家のジョルジュ・バラドン氏（義父）によってエペルネ市に設立されたメゾン、「ジャニソン・バラドン」。
現在は、5代目となるシリル氏と弟のマクサンス氏がメゾンを継承し、兄弟で運営を担っています。
シリル氏は、フランスのワインプロフェッショナルや愛好家必携の専門誌『l'amateur de Bordeaux』のシャンパーニュ特集号で、ビオディナミ生産者のダヴィッド・レクラパール氏や、ジャック・セロス公認の直弟子ジェローム・プレヴォー氏らとともに「シャンパーニュの未来を担う若手ヴィニュロン8人」の一人に選ばれるなど、非常に注目を集めている醸造家です！

シリル氏はブルゴーニュで6年にわたる修行の中で、30年以上の古樹を尊重する栽培、小樽での発酵・熟成、「品種・区画・ミレジム」をすべて単一化させたキュヴェのリリースといった「ブルゴーニュでの常識」をシャンパーニュ造りに取り入れ、品質を大きく向上させました。
また、リュット・アンテグレを採用したり、ドザージュにMCR（濃縮ぶどう果汁）を使用したり、いち早く「ノン・ドゼ」を商品化したり、次々と取り組んでいます。